インターハイの中止

本来なら、昨晩、書くべきだったのでしょうが。
やはり、今日は、この記事について書かないといけませんね。

インターハイ中止
全中とインターハイの中止
学校生活の最後の大会がなくなることは、競技を続けてきた人にとってはショックだと思います。
特に高校生は、自由度の高い生活の中で、あえて拘束されることの多い競技生活を続けています。
最後の晴れ舞台。
レギュラー、補欠といろいろな立ち位置があるにせよ、大会自体がなくなることは、大きな衝撃だと思います。自分ではどうにもできない、自分の力が及ばない。努力してものどうにもならない。。。。いろんな思いが巡っているでしょう。
保護者のことは書きません。大変なご苦労をされてきたかと思いますが、やはり選手のことが。。。

大学で競技を続ける人にとっては、実力を示す機会が極端に減りますが、私は、それよりも高校で競技を終える人たちに目がいきます。

小学校低学年、いや、保育園時代から続けてきた競技で、これで区切りをという高校３年の最後の大会がなくなる。。。。。

指導者も掛ける言葉が難しいでしょう。
しかし、財産はしっかりと残っています。
最後の大会の記録、記憶はなくなります。鍛えてきた筋力も落ちます。
しかし、競技生活を続け、鍛錬してきた人間力は決して失いません。
自分で考え、時間のない中で様々なことを考え、行動してきた人間。
苦労してきた人間は評価されます。
時間を持て余し、遊んでいた人間とは明らかな差があります。
自信を持って！
慰めにもなりませんが、力強く、次の一歩を踏みだしてください。

そして、指導者の皆さん。大会という区切りなはなくなりましたが、区切りを明確にし、次へ道への架け橋となる言葉をお願いします。