がんばろうＫＯＢＥ がんばろう日本

1995年1月17日。
しつこいようですが、毎年、振り返ります。
阪神大震災の日です。
26年。
個人的には凄く記憶に残るできごとです。
産まれて半年の息子と妻が、このときに大阪にいました。
本当の直後は電話が繋がり、無事は確認で、安心したことを覚えています。
26年、あれからもいろいろな天災が起きています。しかし、この震災が大きな変化をもたらしました。
災害ボランティアの一般化。受入れ体制、方法も全国に広まりました。忘れるくらいがいいのですが、その後の活動は大きく社会貢献活動しています。
そして地震保険も、この震災がきっかけで大きく広まりました。
また、水道のレバーも大きく変わりました。
それまでTOTOは下に下げると水が出る。INAXは上に上げると水が出る。全く逆で、一つの家で混在すると不便。実家に行くと逆手不便。という程度でしたが、震災で物が落ちてレバーを押し下げて水が出てしまうということから、TOTOはその後の製品を全てこれまでと逆の上げたら出る方式に変えました。これは大きな投資でしたが、そのきっかけをこの震災が与えてくれました。
先日、成人式を迎えた方々には当たり前のことが、実は阪神大震災が切っ掛けということは、他にもたくさんあります。
失敗、事実から学び、良くしていく。
これは何事も同じ。
エラーから学ぶ。敗戦から学ぶ。そして学んだことを次に生かすように考え、行動する。
今の神戸の復興を見て、何事も頑張ろうと思うこと。
当時、仰木監督、イチローが在籍したブルーウェーブの、『がんばろうＫＯＢＥ』が日本のスローガンのようでした。
いま一度、『がんばろう日本』
コロナに打ち勝とう！