ALPS STAND
石川県の野球・ソフトボール球児を応援しています。 小学生から大学までの野球、ソフトボールに関連した情報をお伝えしたいと思います。1人では収集しきれないでのどんどん情報提供をお願いします。
やはり今日は黙とうです!
- 2019/03/11 (Mon) |
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昨年も書きましたが、やはり思い起こしましょう!
楽天・嶋選手のスピーチです。
4月2日 札幌ドーム 慈善試合 試合前のスピーチ
楽天・嶋選手のスピーチです。
4月2日 札幌ドーム 慈善試合 試合前のスピーチ
あの大災害,本当にあったことなのか…,いまでも信じられません.僕たちの本拠地であり,住んでいる仙台,東北が,今回の地震,津波によって大きな被害を受けました.地震が起きたとき,僕らは兵庫で試合をしていました.家がある仙台にはもう1カ月も帰れず,横浜,名古屋,神戸,博多,そしてこの札幌など全国各地を転々としています.
先日,私たちが神戸で募金活動をしたときに「前は私たちが助けられたから,今度は私たちが助ける」と声をかけてくださった方がいました.今,日本中が東北をはじめとして,震災に合われた方を応援し,みんなで支え合おうとしています.
地震が起きてから,眠れない夜を過ごしましたが,選手みんなで「自分たちに何ができるか?」,「自分たちは何をすべきか?」を議論し,考え抜きました.
今,スポーツの域を超えた野球の真価が問われています.
見せましょう,野球の底力を.
見せましょう,野球選手の底力を.
見せましょう,野球ファンの底力を.
共に頑張ろう,東北!
支え合おう,ニッポン!!
4月29日 Kスタ宮城開幕戦 試合後のピーチ
本日は、このような状況の中、Kスタ宮城に足を運んでいただき、
またテレビ、ラジオを通じてご覧いただき、誠にありがとうございます。
この球場に来る事が簡単ではなかった方、
ここに来たくても来られなかった方も大勢いらっしゃったかと思います…。
地震が起こった時、僕たちは兵庫県にいました。
遠方の地から家族ともなかなか連絡が取れず、
不安な気持ちを抱きながら全国各地を転戦していました。
報道を通じて被害状況が明らかになっていくにつれて、
僕たちもどんどん暗くなっていきました。
その時の事を考えると、今日、ここKスタ宮城で試合を開催できた事が信じられません…。
震災後、選手みんなで『自分たちに何ができるか?』、
『自分たちは何をすべきか?』を議論して、考え抜き、東北の地に戻れる日を待ち続けました。
そして開幕5日前、選手みんなで初めて仙台に戻ってきました。
変わり果てたこの東北の地を『目』と『心』にしっかりと刻み、
『遅れて申し訳ない』と言う気持ちで避難所を訪問したところ、
皆さんから『おかえりなさい』、『私たちも負けないから頑張ってね』と声を掛けていただき、
涙を流しました。
その時に何のために僕たちは闘うのか、ハッキリしました。
この1カ月半で分かった事があります。
それは、『誰かのために闘う人間は強い』と言う事です。
東北の皆さん、絶対に乗り越えましょう。今、この時を。
絶対に勝ち抜きましょう、この時を。
今、この時を乗り越えた向こう側には強くなった自分と明るい未来が待っているはずです。
絶対に見せましょう、東北の底力を!
本日はありがとうございました
-以上-
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