大谷・遊学館は見どころの多い良い試合でした！

【高校野球】
準決勝
　金沢市工 000 100 000 = 1
　星　　稜 302 001 00x = 6
　市立工は、点に絡むエラーが響きましたね。市立工の両投手で被安打８、四死球３、自責点１ですから、よく投げたと思います。２年生投手陣の新チームでの活躍を期待しています。

　遊学館　 002 000 000 = 2
　小松大谷 010 001 100x = 3
　遊学館は、小孫投手が予想以上に良かっただけに換えるタイミングが難しかった。
　3打席凡退して、それも前の打席に見逃しの三振をしている山下君の前にチャンスのおぜん立てをしては最も危険。それを回避したい思いは、遊学館の誰もが思っていたはず。その4打席目が、まさか7回に回ってくるとは。2死から1番宮口のサード前のボテボテの内野安打（足は大丈夫か？）。ここで押さえておけば、7回に2人目の打者としての山下君。それは仕方ないとして、2死1塁で石田君。今日の小孫君の調子から考えれば、ここで押さえて、7回の先頭打者が山下君なら延長かな？って思ってみていたら、何か小孫君の投球が変？明らかにボール球をストライクコールを求めている。次打者を意識している。不安的中。四球で2死1，2塁で山下君。最高のお膳立て。ここで7割以上の確率でヒットを予感したのは私だけではないはず。
　遊学館は、最後にやはり粘った。2死無走者から、ヒット、四球で2死1，2塁。ここで廣井橋君。昨年の小松戦、今年の西高戦と最後に回ってくる運の持ち主ですね。これまではそれを決めてきた廣橋君でしたが、木下君の球は山下君の後に投げると特に効きますね。簡単に２ストラークとなれば、ストライクを投げる必要はない。そしてわずかにタイミングを外して外野フライ。山下君がウイニングボール。これも決まりパターンか。
木村投手がとった９つのアウトのうち、フライアウトが８つ、三振が１つ。手元に来る山下君の投球の後に、同じ左で大きく曲がる変化球。どうしても上がってしまう。イージーな飛球でアウトを重ねていることに気が付いたころには。。。

明日は、星稜vs小松大谷の第1，2シード対決です。勝負どころの岩下君と山下君の投打の対決が焦点かな？


しかし、全国でも熱い試合が満載ですね。