広島で開会式

石川大会ではベスト１６が出揃いました。
２強と言われてましたが、その一角の航空石川が敗退｡
その他のシード校がすべて勝ち上がってるだけに目を引きます。
航空のブロックは公立校が勝ち上がって来ます。
Bブロックは、金沢ー遊学館、金沢商ー鵬学園ととても魅力的な対戦。
Cブロックは、金沢学院が桜を寄せ付けなかった。新生龍谷との対決が注目ですが、決勝の最有力候補か？
星稜は、次から奥川投手が少ないイニングでも投げてくるはず。選手層は厚いが、彼の調子いかんではこける危険性が高くなるのも夏の大会怖さ。
目が離せません。

そして、広島では本日、開会式が行われました。
企画では100回だ！ということで背番号なしの選手権も含めた全選手が入場する予定でした。凄いいい企画だと思ってましたが、
寂しく、ツライ開会式になりました。
宣誓がすべてを物語っています。

以下、全文
　私の地元は（広島市安芸区）矢野です。７日の朝、私が見た景色、矢野が矢野でなくなったように感じました。　
　とにかく行動せずにはいられませんでした。その中でどうにもならない無力感も感じました。今なお困難な状況にある仲間もいると思います。
　しかし、私たち一人ひとりにとって、選手権大会は、一回きりのかけがえのないものです。どんな状況も克服し、それを乗り越えて挑戦します。それが野球だから。
　その積み重ねが１００回目を迎えました。
　今回は、私たちの成長、私たちの闘う姿を見てもらう大会です。被災された方々に勇気と力を与えられるように全力でプレーします。
　家族、指導者、チームメート、私たちを支えてくれた全ての人々への感謝を胸に、がむしゃらにプレーすることを誓います。
　広島県立安芸南高等学校野球部主将　田代統惟

確かに100回の間には戦争もあり、この広島では、原爆投下もあったわけです。100回は重い。