数字で見る 奥川投手の凄さ

あるページに、奥川投手の智辯和歌山戦の投球内容を分析したあったので、抜粋して紹介します。
ストレートだけネ！

1回　149.4キロ（5）　奪三振1　①②③

2回　149.0キロ（4）　奪三振1　④⑤⑥

3回　150.6キロ（7）　奪三振3　⑦⑧⑨

4回　152.2キロ（5）　奪三振2　①②③

5回　150.7キロ（9）　奪三振3　④⑤⑥⑦

6回　147.5キロ（7）　奪三振2　⑧⑨①②③④

7回　148.0キロ（3）　奪三振2　⑤⑥⑦

8回　149.8キロ（5）　奪三振2　⑧⑨①

9回　149.9キロ（7）　奪三振1　②③④⑤

10回　152.0キロ（2）  奪三振1　⑥⑦⑧

11回　150.9キロ（11） 奪三振0　⑨①②③

12回　151.0キロ（3）  奪三振3　④⑤⑥

13回　149.4キロ（7）  奪三振2　⑦⑧⑨

14回　148.7キロ（6）  奪三振0　①②③
脱三振ショーの３～５回は、平均で150オーバー
圧巻は、延長に入ってからの３イニングも平均で150オーバー
プロでもこのレベルは、千賀投手くらいかな？
先発完投型で、さらに延長に入ってもというのは、信じがたい数字です。
延長以降で150オーバーは18球だそうです。

一番遅いイニングは点を取られた６回。
完投のペース配分で一番つらいイニングです。
三振がなかったのが11回と13回。　9回までは毎回三振ということ。

また、イニングの最後を三振で仕留めると攻撃のリズムがつかみやすい。
９イニング中６。12回、13回と勝負の回に三振で締めるというのも意図的だとしたら
本当に試合の流れもみとった化け物です。

本当に高校野球の中に一人プロ野球選手が混ざている感じ。
松井秀喜さんの時も、よくそんな表現をされていましたね。