盛田投手（涙）

脳腫瘍から復帰し、カムバック賞を獲得した盛田幸妃（45歳）が亡くなられました。

函館有斗高校時代は甲子園に３度出場し、横浜大洋ホエールズに入団。
近鉄バッファローズに移籍後、脳腫瘍が見つかり、手術で摘出。
足に後遺症が残ったものの、翌シーズンの最終戦に1軍復帰する脅威のリハビリの頑張り！
翌々年にカムバック賞！
そして、その翌年に引退。

激動の選手生活でした。
2005年に再発、手術の繰り返しで、骨にも転移し、今日、45歳の若さで亡くなられました。

大魔神・佐々木との「ダブルストッパー」とも呼ばれていた時代が懐かしい。
復活した後は、「軌跡のストッパー」

漁師されていた父親が、出漁中に盲腸にかり大洋漁業の船に収容されて一命を取りとめることができた。横浜大洋が１位指名したのもご縁ですね。
そして、野球を始めたきっかけは、同じ脳腫瘍により5歳の幼い命を奪われた弟の遺したグローブで遊ぶようになってからだそうです。同じ脳腫瘍で亡くなったわけですが、弟の導いてくれた野球の道で花を咲かすことができた。これもご縁、きっと天国で弟と野球談義に花を咲かせていると思います。

ご冥福をお祈りいたします。