石川高専が初の全国制覇

全国制覇というのはおこがましいのですが、日本一には違いありません。

第51回全国高等専門学校体育大会　第43回硬式野球競技
準決勝
　石　川 ０１３ ０００ １４０　＝９　H18　稲場(6)、浦島(2)、前(1)－知田
　　呉　 ００２ ００１ ０２０　＝５　H9　 濱邊、北岡－柳沢
　（二）本多２、折戸

　豊　田 ０００ ５１２ １００　＝９　H12　城庵－鈴木領
　北九州 ００４ １００ ０００　＝５　H7 　原田大、栗林-永松

決　勝
　豊　田 ０００ ０００ １００　＝　１　H6　成瀬、平松、城庵、平松－山口、鈴木領
　石　川 ０１１ １０２ ３２ｘ　＝１０　H13　前－知田
　（本）北村（7回3ラン）
　（三）知田
　（二）本多、折戸、井茂

2回、2死2塁から知田君の678の真ん中へのポテン。
3回、1死1塁から本多の3塁線の2塁打で２・３塁も、２死後にヒットなしで1点
4回。先頭の知田3塁打、2番杉原のタイムリー
打ち崩したというのではないが、効果的に1点ずつ取れて点差が徐々に開く。
前君から大量点は難しいという相手の思いから、この展開はボディーブローのように利いていた。
皮肉にも勝負は6回にエース城庵君が登場して決まった。
城庵君は疲れで選球が定まらず、押し出し四球の1点、振り逃げの1点。
これで勝敗はほぼ決した感。
7回には北村君のレフトオーバーの打球を、朝の雨もあり少しスリッピーなグラウンドで一旦滑り、足をつってしまうが這うように追いかけるもランニング本塁打。これがダメ押し。

前君は疲れも見えて本調子でないものの、1試合目に完投したエースと、9回だけ投げて勝ち上がれたエースの差が、明らかに出ました。そうは言うものの強打の豊田打線を抑えたことは大きいです。
高校以上のレベルで、1日2試合はきついですね。3日で４試合。豊田は2回戦からで2日で3試合ですが。そういう意味で、石川高専の方がハードなスケジュールで優勝ですから価値がありますね。

来年は、東海・北陸で1校ですので、決勝の相手・豊田高専に勝たなければ」全国にも出場できないことになります。
（正確な記録は、大会本部で確認ください！）