高校では女子はマネ？選手ではダメなの？

高校野球といえば、マネージャーが非常に重要です。
星稜、金沢は男子がマネージャーですが、大多数が想像するのは「朝倉南」のような女子マネなのかもしれませんね。
毎年、熱闘甲子園でも女子マネがヒロインとして紹介されますが、昨年の津商業の飯田マネさんの太鼓をたたく姿、ベンチにいる姿、とても魅力的でしたね。

福井では羽水高校の女子マネがユニフォーム姿でノックをします。
パワーもスイングスピードも無いのですが、しなやかなバット軌道で見事に外野ノックを打っています。
仮に甲子園に出場すると最も話題になるのが、古賀竟成館高校（福岡県）でしょうね。
舟木あゆみさんは、エースの谷口君とは中学時代からの友達で、マネージャーとして甲子園目指して頑張っていました。
しかし、２年の１２月に腫瘍がみつかり闘病生活に。翌１月の修学旅行は、家族の付き添いで参加できたものの、部員みんなが復帰を信じつつも、５月の最後のどようびに監督さんが「みんなで見舞いに行ってこい」って。そしてその月曜日の朝に旅立ったそうです。
亡くなる直前までプロ野球中継を見ながらスコアをつけて、甲子園の準備をしていたそうです。

新庄東高校（山形県）の今井祐輝マネは、選手として入部しましたが、入部直後に白血病を患い、半年後に退院、２ヵ月後に再発、５月に退院と闘病を続けていた。選手としてプレーはできませんがマネージャとして野球部に残り、チームを支えています。

女子はマネしかできないのか？

熱海高校（静岡県）では、野田知沙都さんが野球部長の勧誘で２年になって入部。現在はセンターを守っている。男子９人というチーム事情はあるものの、頑張って主力選手に成長していっただけに、監督さんの「せめて開会式の入場行進だけでも一緒に歩かせてあげたい」っていう気持ちわかりますよね。
他にも、浦和商業の山口萌那さんもセカンドとして頑張っている。
駒場高校では赤岡毬萌さんが、助監督としてベンチ入りしている。「陰のキャプテン」と監督が言うほど。もう東東京予選は始まっており、すでに敗退してしまいました。

なぜ、選手として出場できないのでしょうか。女子Ｗカップもあるのにね。