最弱ナイン

最近、読んだ本に『最弱ナイン』があります。
柳川悠二さんが書いたノンフィクションです。
副題は、「不登校球児の青春」。
まるで「ROOKIES（ルーキーズ）」で、川藤幸一、安仁屋、新庄が出てきそうですがさにあらず。
通信制の高校で、不登校や他校を辞めた生徒が集まって高野連に登録し、そしていつも人数不足で廃部の危機にありながら、上手い下手も関係なく、ヤンチャも根暗も関係なく、野球だけは純粋にマジになれる。なれない時もあるけど、やっぱり野球以外ない。

こんな高校野球もあるんだ（驚）と驚きのまま、一気に読み終えました。

初の練習試合をさせてもらって、大敗を喫した相手高校が、その後も練習試合をしてくれる。
そうさせる何かがあるのでしょうね。

現役の高校球児で野球にくじけそうになった時に、こんな野球もあるのだと読んでみてはいかがですか？きっと考え方が変わると思います。

なお、品切れで重版未定ですので、amazonの中古、図書館で借りるか、TSUTAYAオンラインではあるみたいです。

村松有人、山本省吾さんの新しい仕事

村松有人さん（星稜高－ダイエーーオリックス－ソフトバンク）がソフトバンク3軍外野守備走塁コーチ。
引退後は、ソフトバンクのスカウト（東海・北信越担当）でした。
先の小久保監督率いる新生・侍ジャパンの外野守備走塁コーチにもなっいましたが、とうとうユニホームを着ましたね。
県立野球場や金沢の飲食店で見かけることがめっきり少なくなりそうです。

そして、新たなソフトバンクの東海・北信越担当のスカウトは、山本省吾さん（星稜中－星稜高ー慶應義塾大－近鉄－オリックス－DeNAーソフトバンク）。
トライアウトの結果は、どこからも呼ばれなかったようですが、引き続き野球に関わる仕事につけて良かったです。
最後の1年お世話になったソフトバンクでのご縁。
先輩・村松有人さんがユニフォームを着るタイミングでのお導きでしたね。

いずれも2014年1月1日付け人事です。

リアル野球BAN

お正月の定番、リアル野球ＢＡＮは　帝京vs大阪桐蔭　

【帝京】（優勝：春1回、夏2回）
石橋貴明（とんねるず）
吉岡雄二（富山サンダーバーズ監督）
森本稀哲（西武）
ゴルゴ松本（ＴＩＭ）

【大阪桐蔭】（優勝：春1回、夏3回）
中村剛也（西武）2002年卒
西岡剛（阪神）2003年卒
中田翔（日本ハム）2008年卒
浅村栄斗（西武）2009年卒


大阪桐蔭はフルスイングの強打者が多いイメージですが、投手で有名なのは今中慎二（中日）、岩田稔（阪神）と左の緩急をうまく使うイメージでした。今年、自由契約となった辻内崇伸（巨人）も左。藤波晋太郎（阪神）でやっと右の本格派が実績を残すことになるのか？


1月2日です！！

センバツ21世紀枠、各地域の代表決定

今日、21世紀枠の各地区の代表が決まりました。
北信越は、長野西に決定。富山かなとも思いましたが、野球の実力もしっかり考えると長野西で妥当ですかね。
東海大三（長野）のセンバツ出場が確実なだけに、長野2校になるのか。

関東は、小山台になりました。

【北海道】天塩　←出場すると最北端記録を更新。部員18人
　　　　　　　　　閉校した小学校を室内練習に。
【東北】角館（秋田）　←県優勝、東北大会ベスト８
【関東】小山台（東京）　←文武（偏差値69）都ベスト8
【北信越】長野西（長野）　←県3位、偏差値61
【東海】伊勢（三重）　←県準優勝、文武（偏差値69）

【近畿】海南（和歌山）←県準優勝、文武（偏差値59）
【中国】大東（島根）　←過疎地で地元の子だけ県3位
【四国】坂出（香川）　←県優勝、四国大会ベスト8、文武（偏差値60）
【九州】大島（鹿児島）←離島、県ベスト4、

北海道～東海で1校、近畿～九州で1校選び、
もれた7校からもう1校を選びます。
西地区は、離島の大島か四国大会でも勝っている坂出でしょうか？
東地区は、小山台か角館か天塩でしょうか？
長野西はちょっと厳しいでしょうかね。
いずれにせよ1月24日が楽しみです。

大学スポーツ推薦 富山、福井

昨日の続きです。
昨日、紹介した大学の富山、福井の合格者です。

富山第一・宮本幸治投手　法政大学
富山第一・平田真澄外野手　亜細亜大学

敦賀気比・玉村祐典投手　亜細亜大学
敦賀気比・山田誠也内野手　青山学院大学
敦賀気比・米満一聖内野手　駒沢大学

甲子園を沸かせた宮本投手は法政です。

亜細亜に平田選手、玉村投手と入って、北陸3県から各1人。
ますます亜細亜大学へ目が行くようになりそう。

大学スポーツ推薦

大学のスポーツ推薦の合格者の発表は11月にかなり終わっていますが、なかなか公表されていません。
ポチポチと公表されている分を紹介します。
各大学によって野球の推薦枠は差があり、早稲田は3人と最も少ない。

東京6大学：早稲田大学3人、法政大学15人
東都大学：亜細亜大学22人、青山学院大学9人、駒澤大学18人、専修大学16人、国学院大学16人、
立正大30人
首都大学：日本体育大学22人、横浜商科大学32人

以上の大学への石川県からの合格者は、
亜細亜大学　星稜・北村巧己内野手
専修大学　　星稜・大野淳平外野手
国学院大学　星稜・鹿屋陸捕手
以上3人です。偶然ですが星稜ばかりでした。
スポーツ推薦以外に、学校推薦、一般入試で入部する選手もいると思います。

亜細亜大学の内野には、ドラフト候補の大阪桐蔭の4番1塁手・近田拓矢選手（大阪桐蔭）がいますね。
話題性でいえば広島カープの野村監督の息子さん野村颯一郎（崇徳）もいます。

2番セカンド、北村祥冶、3番ショート・北村拓巳、4番レフト・水本弦というオーダーを見てみたいですね。

高須洋介、新潟へ

このオフに楽天を去る高須洋介選手（金沢高－青山学院大－近鉄－楽天）がBCリーグ・新潟アルビレックスのコーチ兼選手で契約しました。
石川ミリオンスターズではないのは残念ですが、また、選手を続けられるのですね。

楽天の創生期の功労者に対する処遇に避難もありますが、これもプロの世界。また、選手として石川県立野球場に戻ってくるのを楽しみにしています。

同じく、トライアウトを受けていた木田優夫投手は、再び石川ミリオンスターズのユニフォームに袖を通すことになりました。それもGM兼選手で。

甲斐綾乃さんが侍ＪＡＰＡＮ候補に

侍JAPANの女子代表として、来年の9月に女子Wカップに向けての第１次選考結果が先日発表されました。
総勢２３人ですが、高校生が１１人。
その中に蒲田女子３年・甲斐綾乃選手がいます。

高校３年といえば、ドラフトの目玉だった桐光学園・松井裕樹投手と同じ学年。
というか、彼女は小学校時代は投手で、、12球団ジュニアトーナメントのベイスターズジュニアでは背番号1。エースナンバーを背負いました。そのときの背番号10が松井裕樹投手でした。

松井投手の応援に球場へ足を運んだときは、スポーツ新聞で松井裕樹からエースナンバーを与えなかった少女として取り上げられていました。でも、松井裕樹投手の活躍が彼女にも代表への道を後押ししているのかもしれません。

松井裕樹投手はWカップで準優勝でしたが、甲斐選手は最後まで選考に残って、Wカップ優勝して欲しいです。そして2人とも末永く活躍して欲しいです。

中村優作、最後まで残れ！！

社会人選手が中心の侍JAPAN。この5日まで合宿をしていました。
ターゲットは、来年9月に行われるアジア競技大会。
侍JAPAN候補は38人。

この中には先の大会では主将を務めた多幡雄一（七尾涛南中－星稜高－立教大－HONDA）はもちろん、今回はその大会前の新人選抜に選ばれていた中村優作（宇ノ気中－金沢高－三菱自動車岡崎）もメンバー入り。
同学年では
水本弦（白山能美Bー大阪桐蔭－亜細亜大）は既にレギュラークラス。
谷口一平（金沢シニア－遊学館高－國學院大）
森山恵佑（富山・桜井中－星稜高－専修大）
京田陽太（白山能美B－青森山田ー日本大）
が秋にはベンチ入り、
そして新人戦では、
黒萩幸生（富来中－遊学館高－立教大）
小林恵大（長田中－遊学館高－明治大）
などが出場し、大学で芽を出してきています。
今学年の注目選手で社会人に行った数少ない選手ですが、そこでの活躍はすごいです。

ミリスタの指名選手

BCLの指名終了

石川ミリオンスターズの指名は
地元枠
内野手・高橋秀明（西南部中－尾山台高）
投手・長谷川潤（東京・成立学苑－金沢学院大）
捕手・三浦駿（芦城中－寺井高－関東学院大）

最優先枠
捕手・白橋賢斗（東福岡高－九産大－福岡オーシャンズ９）

通常指名
内野手・板橋秀憲（佐野日大－日本大－フェデックス）
外野手・迫留駿（日本航空第２（中退）－京都フルカウンツ－高知ファイティングドッグス）
投手・Charles Nading
外野手・宮本将平（帯広北高－東海大北海道－浜松ケイ・スポーツBC）

尾山台の高橋秀明君は、今年の県内高校生で唯一プロ指導届けを出しています。それも全届けで唯一のNPBドラフト対象外という枠で。